混01 (過去ログ)







君をひきずりおとしたことがある。始めて会ったそれ以前の君を知りたいのに手がかりひとつ、君は背中に落とさない。
 どんな女の血が入っているんだろうねどんな男の血が入っているんだろうねささやきはない、背中から抱くよ、でも、硬いようなやわらかいような、・・・・
結局君の本当を僕はかけらも知らない。かけらは誰に渡したの?
 嗚呼いけないことだと思いながら君をつかむ。僕より高く飛ばないで。だから掴んでひきずりおとした。だけど何より気高くあってよ。

さよならの一例

+ + 「おお!何ゆえ貴方は涙を流すのか。誰が為に、何の為に。畜生の私の心をしくしくと痛ませるそれは、ならば私の一部であるのか。嗚呼、嗚呼。なんという懐古!もしや貴方から私は生まれ、貴方は私を生み落としたのか。そうか。だから貴方の涙はそうまで黒々と零れるのか」 ++ +

しろい鳥がないた

肺をしぼめる呼吸は不慣れ
君はうつらうつらと
あの日始まったものはあったのだろうか?、
馬鹿みたいに考えてる

泡の夢






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